1. 用語
  2. 世界史 -は-
  3. バルトゥー

バルトゥー

Jean Louis Barthou 1862~1934 フランスの政治家。温和共和派に属し閣僚を歴任し,1913年首相に就任,左翼の反対を押しきり兵役を3年に延長し大戦に備えた。戦後はジュネーヴ軍縮会議にフランス代表団首席を務めた。34年ドゥーメルグ内閣の外相に就任し,小協商諸国,ソ連と提携してナチス・ドイツに対抗する「東欧ロカルノ案」を唱えたが,成功をみずして,ユーゴスラヴィア国王がマルセイユで暗殺された際,銃弾に倒れた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう