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ハラージュ

「地租」を意味するアラビア語。ウマルのとき南イラクで徴収したのが最初で,貨幣または現物,および両者の併用で徴収された。国庫収入の大部分を占め,ムアーウィヤは,その徴収事務を行う役所ディーワーン・アル・ハラージュ(租税庁)を設けた。最初土地面積に応じて一定額を徴収していたが,8世紀末から実際の収穫の半分を徴収する方法がとられた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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