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バビロン

Babylon メソポタミアの都市。「神の門」の義。ウル第3王朝時代に主要都市の一つとして登場するが,バビロンが世界の中心としての地位を得たのは,バビロン第1王朝のハンムラビが再統一を果たし,バビロンの都市神マルドゥク神が神々の王とされたときからである。以後,王朝は交代しても,バビロンが世界の中心という位置づけに変更はなかった。新バビロニア王朝のネブカドネザル2世は「バベルの塔」や王宮,城壁をつくるなど大規模なバビロン復興を実行した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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