L'affaire de Panama 1892~93年のフランスのパナマ運河会社をめぐる大疑獄事件。1878年レセップスによって設立された同社は,81年からパナマ運河工事に着手したが失敗,88年破産した。この再建,買収をめぐり92年フランス政界の大スキャンダルが発覚したため,政党政治に対する国民の不信が強まり,一時フランス第三共和政の危機を招く原因となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう