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パテト・ラオ

Pathet Lao 「ラオ人の国」を意味する,ラオスの革命運動勢力の呼称。1950年フランスからの独立をめざしてスパーヌウォンが結成した,自由ラオス戦線の解放区をさしたのに始まるとされる。のちにベトミンと結んだラオス革命勢力の称として一般化し,その運動はラオス人民革命党の前衛であるラオス愛国戦線へと引き継がれ,ラオス人民民主共和国樹立へと導く原動力となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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