ハッタ

Mohammad Hatta 1902~80 インドネシアの政治家。西スマトラ州出身。約10年のオランダ留学中から民族主義運動を指導。1932年に帰国し国民教育協会で活躍したが,34年逮捕,流刑された。日本軍政下で政治活動に復帰,45年スカルノとともに独立宣言に署名,副大統領に選出された。56年スカルノの政治路線に反対して副大統領を辞任。今も政界,思想界に学識と人柄を慕う人が多い。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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