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客家(ハッカ)

中国南部に居住した漢族の一種。伝承では4世紀の五胡による侵入のため華北から南方に移住してきた集団とされる。その名称は,「後から移住してきた人々」(客)として先住者と区別されたことによる。強い自己意識と独特の方言や生活習慣を持つため,しばしば先住漢族との間で対立が生じることがあった。孫文や_小平(とうしょうへい),台湾の李登輝(りとうき),シンガポールのリー・クアンユーなどはその出身とされる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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