八月革命〔ベトナム〕(はちがつかくめい)
Cach Mang Thang Tam 1945年8月の日本の降伏とともにベトナム全土でベトナム独立同盟が蜂起を組織し,ベトナム民主共和国の樹立をもたらした革命。インドシナ共産党は45年8月13~15日の全国会議で連合軍が上陸してくる以前に全国的な蜂起を組織して政権を奪取することを決定し,これを受けてベトナム独立同盟はハノイ(8月19日),サイゴン(8月25日)をはじめ全国で蜂起した。バオダイは皇帝から退位し,9月2日ホー・チ・ミンがベトナム民主共和国の独立を宣言した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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