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バウリング条約(バウリングじょうやく)

Bowring 1855年にシャムとイギリスが締結した修好通商条約で,イギリス側全権ジョン・バウリングの名にちなんだ通称。シャムのすべての海港における自由交易を認め,領事裁判権,一律3%の従価輸入関税などを規定して,シャムが欧米諸国と結んだ同種の条約の先駆。中国を相手とした王室独占貿易に依存したシャムの経済・社会・政治体制の変革の契機となる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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