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弁証法神学(べんしょうほうしんがく)

Dialektische Theologie 「危機神学」ともいう。第一次世界大戦後,19世紀以来の自由主義神学を批判して,スイスとドイツを中心に起こったプロテスタント神学の思潮。人間の認識および実存の限界を主張,神の啓示を重視し,危機・否定においてのみ恩寵が現れると説く。中心はバルト,ゴーガルテン,ブルンナーら。1933~34年ナチスの宗教政策などをめぐって分裂した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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