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ヘシオドス

Hesiodos 前700頃 古代ギリシアの詩人。父はアイオリスのキュメの人で,のちボイオティアのヘリコン山麓に移住して農業を営み,ヘシオドスとペルセスの2人を生んだ。ペルセスは怠惰で放縦,貴族たちに取り入りヘシオドスを苦しめたので,ペルセスを戒める意をこめて,農業労働の尊さと日常生活の心得とを教える詩編『労働と日々』を書き残した。『神統記』も彼の作とされるが,この詩の末尾の部分を真作とみることには異説も強い。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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