beguina 12世紀後半に低地地方(オランダ,ベルギーなど)に出現し,その後,西欧の諸都市に広がった敬虔な生活を営む女性のこと。彼女らは数人から数十人の単位で共同で家に住み,昼間は都市内で働き,修道女のような生活を行った。ベギンからは神秘主義的な異端者も多く出たので,中世後期には教会からその運動に対してさまざまな統制が加えられた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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