ヘイ-ポンスフォート条約(ヘイポンスフォートじょうやく)
Hay-Pauncefote 1901年にアメリカとイギリスの間で締結されたパナマ地峡に関する条約。米英両国は1850年にパナマ運河建設の場合,共同事業とする取り決めを結んでいたが,アメリカは特にアメリカ‐スペイン戦争勝利後の国力増大を背景に単独事業をめざすようになった。ヘイ国務長官は本条約でイギリスからアメリカが単独で運河を建設・管理・防衛する権利の承認を得て,その結果アメリカによるパナマ運河建設の道が開かれた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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