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ピレンヌ

Henri Pirenne 1862~1935 ベルギーの歴史家。1886年ヘント大学教授となリ,ベルギー史を中心に広くヨーロッパ中世史を研究。代表作に大著『ベルギー史』(全7巻),遠隔地貿易の役割を強調した『中世都市論』,イスラームの地中海進出による西ヨーロッパ世界の成立を論じた『ムハンマドとシャルルマーニュ』などがあり,多くの論争を呼んだ。ヘント大学のフラマン化に反対して辞職した直後に死去。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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