ピルニッツ宣言(ピルニッツせんげん)
Pillnitz フランス革命の進行に対する皇帝とプロイセン王との共同警告宣言。ハプスブルク家の皇帝レオポルト2世は,マリ・アントワネットの実家にあたり,ヴァレンヌ事件後に,フランスの王位が危うくなったのをみて,列国の君主にフランスに対する共同抗議を呼びかけ,1791年8月にピルニッツでプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世と会見し,フランスにおける王の地位の回復を求める宣言を発し,革命戦争の誘因となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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