1905年7月,フィンランドのビョルケで,ドイツのヴィルヘルム2世とロシアのニコライ2世の間に調印された秘密条約。その内容は相互援助条約であり,ヴィルヘルム2世はこれにフランスが加わることを期待していた。しかし,ドイツのビューローとロシアのヴィッテがこれに反対した。フランスはドイツとの対立関係からこの密約を否認し,独露接近は挫折した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう