Pylos ミケーネ文明の時代に栄えた古代ギリシアの小王国の中心地。ペロポネソス半島西南部沿岸に位置し,『イリアス』で活躍する英雄ネストルの王宮の故地と目され,その遺跡から発見された一群の粘土板文書は,ヴェントリスによる線文字Bの解読に重要な役割を果たした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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