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ピテカントロプス・エレクトゥス

Pithecanthropus erectus ジャワ原人ともいう。ジャワ島のトリニールで1891年と92年に発見された原人の頭蓋冠(とうがいかん)や大腿骨(だいたいこつ)化石などに,発見者のE.デュボアが与えた学名。以後,ジャワ島発見の原人化石は広くピテカントロプスと呼称されるようになったが,他の地域の原人化石とともに現在では通常,ホモ・エレクトゥスに分類される。ジャワ島では,サンギランから最も多くの原人化石が出土しており,古いものの年代は180万~100万年前頃までさかのぼる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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