White Highland 植民地期ケニアの白人占有地。ケニア中央部の標高1500~2500mの冷涼な高原地帯は白人入植の適地で,1902年王領地条令で白人優遇策としての譲渡条件が設定され,15年に約2万キロ平方メートルの土地が白人占有地域となった。これに対し20年代にインド人移民が差別撤廃運動を,50年代には先住民のキクユ人などがマウマウ戦争を展開。61年アフリカ人入植計画の白人占有制廃止で消滅。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう