Borobudur ジャワ島中部の大乗仏教遺跡。8世紀後半から9世紀初めにシャイレーンドラ朝が建立。1辺約120mの基壇に方形壇4,円壇3,中央塔を積みあげた,他に例のない石造建築で,内部空間はない。方形壇は回廊をなし,両側に仏典にもとづく肉厚浮き彫り1460面がある。回廊上部の仏龕(ぶつがん)に金剛界(こんごうかい)五如来(にょらい)432体,円壇上の小仏塔にシャカムニ仏72体が坐する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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