ホモ・ハビリス
Homo habilis 既存最古のホモ属の種。リーキー夫妻が1960年にタンザニアのオルドヴァイ渓谷で初めて顎骨(がくこつ),頭骨片と手の骨を発見し,64年に命名した。以後,東アフリカと南アフリカの各地から出土している。年代は約240万~170万年前,人類進化史上,アウストラロピテクスとホモ・エレクトゥスの間に位置する。脳容量が約600~700ccとアウストラロピテクス類より大きい。一部のものをホモ・ルドルフェンシスなどとし,別種とすることがある。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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