ボードガヤー
Bodhgaya インド東部のビハール州,ガヤーの南6kmにある仏教聖地。ブッダが悟りを開いた場所で,ブッダがその下に座したとされるボーディ樹は古くから尊重され,随伴する寺院も建立された。マウリヤ朝期の金剛座(こんごうざ),シュンガ朝期の欄柱が残り,6世紀には尖塔をもつ大寺院も建築され,海外の仏教徒およびパーラ朝の保護により栄えた。13世紀にムスリム勢力による破壊を受けたものの,ビルマの仏教徒により修復され,その後も巡礼は継続した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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