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ポツダム会談(ポツダムかいだん)

1945年7月17日~8月2日,ベルリンに隣接するポツダム(現在のブランデンブルク州の州都)で開催された米英ソ首脳会議。アメリカのトルーマン,イギリスのチャーチル(途中からアトリーに交替),ソ連のスターリンはじめ3国政府要人が多数参加。会議の中心議題はすでに無条件降伏していたドイツに対する処理方針の問題で,ポツダム協定によって非ナチ化・非武装化と,フランスを含む米英ソ仏の各占領区に分割した四カ国共同管理方式が定められた。日本についても降伏条件と戦後日本管理方針が定められた。会議では東欧問題をめぐって米英とソ連の間の見解の相違が明確になったが,それは戦後処理全体の相違であった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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