1911年,辛亥(しんがい)革命により清帝国が滅亡すると,その支配下にあったモンゴルは独立を宣言し,ボグド・ハーン政権が成立した。しかし15年のキャフタ協定により,中国の宗主権下の外モンゴルに限定された自治政権となり,さらに19年に北京軍閥政府により自治は撤廃された。これに対して,モンゴル人はソヴィエトの支援を受け,21年にモンゴル人民革命が起こった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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