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陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)

古代中国に発生した宇宙生成の理論。自然および社会のあらゆる現象を陰陽の2原理の消長,変化によって説いたのが陰陽説で,この影響を受け万物の生成消滅を木,火,土,金,水の5大要素の循環,変転から説いたのが五行説。ともに前3世紀に成立し,秦漢時代に特に流行した。後世まで中国人の知的生活にとけこみ,中国哲学のみならず,学術全般に大きい影響を与えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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