イングランド銀行(イングランドぎんこう)
Bank of England イギリスの中央銀行。ウィリアム3世の対フランスの戦費を賄うために,1694年ホイッグ党系の政治家,実業家によって設立され,対政府貸付け,国債業務によって急成長。1833年その銀行券が法定貨幣とされ,44年にはピールの銀行法によって発券銀行としての独占権が認められたが,その独占権はスコットランドには及ばなかった。以後ロンドンの「シティ」が「世界の銀行」としての地位を固めるにつれて,世界経済の中枢としての役割を担った。1946年国有化された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう