紀元前2千年紀に南ロシアのステップ地帯からイラン高原に移住してきたとされるインド・ヨーロッパ系のアーリヤ人を祖とする。アケメネス朝,サーサーン朝の二つの古代帝国を建設した。主にゾロアスター教を奉じていたが,7世紀のアラブ・ムスリムによる征服以後徐々にイスラーム化し,独自のイラン・イスラーム文化を花開かせた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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