1332~1406 アラブの歴史家。チュニスの生まれ。法学を学び,カーディー(法官)および政治家として活躍した。のち政界を引退し,3部作の世界史『イバルの書』を著したが,歴史発展の法則を述べたものとして有名な『世界史序説』は,この書の第1部であった。50歳のときエジプトに移り,マムルーク朝に仕えてカイロのカーディーに任命され,この地で没した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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