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イブン・バットゥータ

1304~68/69/77 アラブの旅行家。モロッコのタンジールの生まれ。1325年,メッカ巡礼の途に上り,西アジア,アフリカ東部,中央アジアなどを遍歴してインドに入り,約10年間デリーに滞在。さらに海路を中国に旅し,帰国(49年)ののち,スペインやサハラを越えてニジェール川流域をも訪れた。その旅行記『三大陸周遊記』はアラビア語旅行文学の傑作であり,マルコ・ポーロの『東方見聞録』と並び称される。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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