Ibn Jubayr 1145~1217 バレンシア生まれのアラブ系学者,旅行家。ムワッヒド朝のグラナダ太守の書記官を務めた。1183年2月,グラナダからメッカ巡礼の旅に出発。巡礼を果たした後,バグダード,ダマスクスを旅し,イェルサレム王国統治下のアッカからジェノヴァ船に乗り,1185年4月帰郷した。その旅行記は十字軍時代の西アジアおよびノルマン・シチリア王国の重要な史料である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう