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伊藤博文(いとうひろぶみ)

1841~1909 日本の明治時代の政治家。山口県萩の人。吉田松陰(しょういん)の松下村塾(しょうかそんじゅく)に学び,尊王攘夷(そんのうじょうい)運動に参加する。1885年初代総理大臣に就任,のち初代枢密院議長,初代貴族院議長などを務める。85年,甲申(こうしん)政変後の処理で全権大使として李鴻章(りこうしょう)との間に天津条約を締結。日露戦争後の1905年,韓国に第2次日韓協約を強要して初代統監に就任し,以後韓国の内政に対する支配を強めた。09年,ハルビン駅にて韓国の独立運動家安重根(あんじゅうこん)に暗殺された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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