カンボジアは1863年以来フランスの保護国であった。日本占領期の1945年に独立を宣言したが,フランス軍の復帰により撤回した。47年にはフランス連合内での独立を想定して憲法が制定され,49年にフランス連合内での独立を認める協定が調印された。シハヌーク王は53年に各国を歴訪し,国際世論に完全独立を訴えて回り,11月9日に独立記念式典を実現した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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