カンボジア人民共和国(カンボジアじんみんきょうわこく)
People's Republic of Kampuchea 1979~89 1979年1月6日にベトナム軍がプノンペンに進攻し,クメール・ルージュ勢力をタイ国境地帯に追い,ヘン・サムリンを首班とするカンボジア人民共和国を樹立した。しかし,ベトナムのカンボジア侵攻は国際連合で非難され,ヘン・サムリン政権は,ソ連,東欧,インドなど一部の国を除いては承認されず,また80年代を通じて反対勢力との紛争が継続し,89年カンボジア国(State of Cambodia)と改称。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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