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関税(かんぜい)

customs/tariff 領主が領内を通過する商品に課した貢納金に始まり,商品の輸出,輸入,あるいは再輸出に際して課されるようになった税金をいう。国家が関税を課す目的としては,まず財政への貢献,ついで発達途上の産業(幼稚産業)の保護があげられる。19世紀後半に入って独占企業が強力になると,彼らの利益を保証するためにカルテル関税が採用されるようになった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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