北斉の顔之推(がんしすい)の著作。7巻。貴族社会の解体期に際して艱難(かんなん)をなめた著者が,深い教養を背景に,当時の貴族社会の風潮を戒め,学問の修養と質実な家庭生活を勧め,乱世を生きぬく心がまえを子孫に書き残したもの。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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