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カルルク

Karlukh/Qarluq 葛邏禄,哈刺魯6~13世紀に活躍したトルコ系の一部族。アルタイ山脈の南西に遊牧し,東西両突厥(とっけつ)の間に立って反服常なかった。ウイグルを助けて突厥を滅ぼし,8世紀半ば以後は西方へ発展して,ウイグルとともにカラハン朝の成立に大きな役割を果たした。イリ川北方に残ったカルルクは13世紀初めにモンゴル帝国に服属し,その族長はチンギス・カンの西征に参加した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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