Ordo de Monte Carmelo 托鉢(たくはつ)修道会の一つ。1245年創立。12世紀,隠修士らによってパレスチナのカルメル山に修道院が建てられたものを直接の祖とする。1452年女性のカルメル会が創立されて以来,会則をめぐる改革が起こり,16世紀には「跣足(せんそく)」と「履足(りそく)」の両カルメル会に分かれた。瞑想(めいそう),清貧主義により西欧修道制の一模範となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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