gallicanisme フランス国家教会主義。カトリック教を守りながら教皇権の支配外にフランスの司教権を独立させる主張。起源は中世にあるが,顕著になったのは16世紀初め以後で,1682年パリの「ガリカニスム4条宣言」により,フランス王の教権からの独立,フランスの古来の習俗尊重,教皇の教会会議への服従および教会会議の承認を受けない教皇裁決の無効などを明らかにした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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