Commentarii de Bello Gallico カエサルの著作。ガリア遠征記で全8巻からなる。前58~前51年にガリアを征服したカエサルが,主にガリア人に対する戦争の経過を記したもの。第8巻(51年と50年の記述)はその部将ヒルティウスの手になる。ゲルマン人についての記述をも含み,ガリアの事情やゲルマン社会を知るための貴重な史料である。簡潔な文体で知られる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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