カランサ
Venestiano Carranza 1859~1920 メキシコの政治家。北部コアウィラ州の地主だったが,メキシコ革命に加わり,主導権を握って,1917年憲法制定で中心的な役割を果たし,大統領(在任1917~20)を務めた。対外政策において外国の干渉を退けるなど,一定の成果をあげたが,権威主義的な体質で,民主的改革には消極的であり,急進的な農地改革に反対したため,協力者オブレゴンが反旗をひるがえし,逃亡中に暗殺された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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