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カラ・バルガスン

Khara Balghasun モンゴル国,オルホン川西岸の廃城。カラコルムの北約30km。8~9世紀の東ウイグル可汗国の首都オルドゥ・バリクの遺跡。ウイグルの第8代カガン,保義可汗(ほぎかがん)(在位808~821)の紀功碑の発見地。この碑文は漢文,突厥(とっけつ)文字(トルコ語),ソグド文字(ソグド語)の3体で書かれ,突厥碑文とともに古代トルコ民族の歴史,言語研究上の重要資料であると同時に,ウイグル帝国内のソグド人の役割の重要性を示す。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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