ガポン

Georgii Apollonovich Gapon 1870~1906 ロシアの聖職者。血の日曜日事件の指導者。労働者街で伝道して,警察監督下の合法的労働運動を推進するモスクワ保安部長官ズバートフと結びつき,首都ペテルブルクの労働者組織を設立した。この組織の力で皇帝請願行進を1905年1月9日(西暦22日)に実行した。事件後亡命。10月詔書が出ると,帰国して合法活動を始めたが,革命党員に暗殺された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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