Marcus Porcius Cato Censorius 前234~前149 古代ローマの将軍,政治家,文人。第2次ポエニ戦争から軍人として活躍し,財務官,コンスル,ケンソルを歴任した。ヘレニズム的風潮に対して古ローマ的質実剛健さへの復帰を説き,中小農民の維持,反カルタゴ政策を主張した。『農業論』『起源論』を著し,ラテン散文の祖といわれる。前者は現存するが,後者は散佚した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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