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カティン事件(カティンじけん)

1940年春,ソ連のスモレンスク近郊のカティンの森で,抑留中のポーランド軍将校ら約4400人がソ連当局により殺害された事件。43年にドイツ軍が発見し赤十字の調査も行われたが,ソ連は自己の責任を否定し,ポーランド‐ソ連間のしこりとなった。90年にソ連は公式に責任を認めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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