カタル

アラビア半島からペルシア湾側に突出する半島。住民の多くはアラブ人ムスリムで,ワッハーブ派を奉ずる。19世紀後半にサーニー家の支配が確立し,イギリスの保護国となったのち,1971年独立した。首都はドーハ。天然真珠採取を主産業としていたが,現在は石油が経済の柱であり,世界最大級の天然ガス田を有する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう