カジュラーホ
Khajuraho インド中部のマディヤ・プラデーシュ州北境の町。遠隔地であるがチャンデーラ朝(9世紀初め~16世紀)の都として栄え,10~12世紀の間に諸王により多くのヒンドゥー寺院が建立された。これらの寺院は壁面の彫刻群,特にさまざまな姿態の男女の姿を描いたエロティックな彫刻で有名である。また本堂の高いシカラ(尖塔)を中心とするその建築様式は,中央インド建築様式の集大成とされる。これらに加え,同時期のジャイナ教寺院も存在する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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