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価格革命(かかくかくめい)

price revolution 16世紀中葉以降,中南米より大量の金銀が流入したため,ヨーロッパの物価が一般に2~3倍に高騰したことをさす。まずスペインで起こり,アムステルダムを通じて全ヨーロッパに波及した。この急激な高騰は,当時勃興期の資本主義的生産を一般的に促進したとみられるが,各国によって影響の仕方はまちまちである。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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