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外戚(がいせき)

皇后の一族をいう。特に幼年の皇帝が即位し,母親の皇太后が代理に実権を握った場合,外戚の一族が高官を占め,中央の権力を動かす。後漢の皇后は有力な家から出たので,第3代の章帝以降外戚の時代に入り,宦官(かんがん)とぶつかりしばしば政争の原因となった。特に和帝の皇后の_氏(とうし),順帝の皇后の梁氏(りょうし),霊帝の皇后の竇氏(とうし)は臨朝といって正式に政治をとり行った。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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