清代,開港場に設けられた税関。1685年海禁解除とともに初めて4海関(上海,定海,厦門(アモイ),広州)が設置された。1757年外国貿易は広州1港に制限されたが,1842年5港が開港され,58年天津条約でさらに開港場が追加され,その管理に外人税務司制度が採用された。この新制度による海関を,旧制度の旧関あるいは常関に対して新関あるいは洋関と称する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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