隋唐以来の中央行政官庁である六部(りくぶ)の一つ。重罪の裁判を行い一般裁判所の事務を監督し,刑法の編纂を兼ねる刑政の中心をなした。唐代では尚書省に属し,元代では中書省に,明清では皇帝直属であったが実質上は内閣のもとに置かれた。1906年の制度改革で法部に改められた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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